“愛嬌造”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
あいきょうづく	50.0%
あいけうづく	50.0%

あいきょうづく

と愛嬌造（あいきょうづく）って女中は笑う。弥次郎寂（さみ）しく打笑み

歌行灯 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)

あいけうづく

近所（きんじよ）の犬（いぬ）は遠（とほ）くから遁（に）げさうな、が、掻垂眉（かいだれまゆ）のちよんぼりと、出張（でば）つた額（ひたひ）にぶら下（さが）つた愛嬌造（あいけうづく）り、と見（み）ると、なき一葉（いちえふ）がたけくらべの中（なか）の、横町（よこちやう）の三五郎（さんごらう）に似（に）て居（ゐ）る。

松の葉 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花、泉鏡太郎(著)

愛	常用漢字 小４ 部首:⼼ 13画
嬌	漢検1級 部首:⼥ 15画
造	常用漢字 小５ 部首:⾡ 10画