“煽風機”の読み方と例文
読み方割合
せんぷうき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所が生憎(あいにく)その隣の卓子(テエブル)では、煽風機(せんぷうき)が勢いよく廻っているものだから、燐寸の火はそこまで届かない内に、いつも風に消されてしまう。
葱 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
私の脳髄の全部が忽ち煽風機(せんぷうき)のような廻転を初めた。身体(からだ)が自然(おのず)と傾いて一方に倒れそうになったのを、辛(かろ)うじて椅子の肘掛けで支え止めた。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
煽風機(せんぷうき)のように廻転する自分の頭の中を、眼の奥底に凝視しつつ…………。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)