“屠蘇酒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とそざけ50.0%
とそしゅ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若狭わかさへ転戦し、続いて、天正元年には、柴田勝家と合体して、滋賀しがの石山、堅田など、一向宗の僧軍と戦うなど——殆ど、年ごとの正月にも、甲冑かっちゅうを解いて、屠蘇酒とそざけを祝った例はないといっても
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
屠蘇酒とそしゅはその中に七種の薬品を混じ、万病の邪気を払うためである。えびは海老とも書きて、人の年寄って腰のかがみたる形に似ておるより、長寿の祝意を表したのである。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)