屠蘇酒とそざけ)” の例文
若狭わかさへ転戦し、続いて、天正元年には、柴田勝家と合体して、滋賀しがの石山、堅田など、一向宗の僧軍と戦うなど——殆ど、年ごとの正月にも、甲冑かっちゅうを解いて、屠蘇酒とそざけを祝った例はないといっても
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)