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『木々の精、谷の精』
ふりがな文庫
『
木々の精、谷の精
(
きぎのせい、たにのせい
)
』
修吉が北越山中の秋山家を訪ねたとき、恰もそれを見るために遥々やつてきたやうに、まづ仏像のことを尋ねた。 仏像は弥勒だといふ話であつた。観音に似た女性的な柔和な相をし、半跏して、右手で軽く頬杖をついて静思とも安息ともうけとれるやうな姿をしたあ …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸 第七巻第三号」1939(昭和14)年3月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約48分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
木像
(
でく
)
希臘
(
ギリシア
)
古
(
いにしえ
)
脱殻
(
ぬけがら
)
瀞
(
とろ
)
犇
(
ひし
)
矍鑠
(
かくしゃく
)
米
(
メートル
)
絢
(
あや
)
縹渺
(
ひょうびょう
)
脚絆
(
きゃはん
)
順
(
したが
)
華車
(
きゃしゃ
)
菱
(
ひし
)
蕨餅
(
わらびもち
)
辷
(
すべ
)
遥々
(
はるばる
)
鉄鎚
(
かなづち
)
主
(
ぬし
)
泌々
(
しみじみ
)
泌
(
し
)
曾
(
かつ
)
日向
(
ひなた
)
手甲
(
てっこう
)
恰
(
あたか
)
忽々
(
そうそう
)
屡々
(
しばしば
)
団扇
(
うちわ
)
咒
(
のろ
)
吩
(
い
)
叢
(
くさむら
)
却々
(
なかなか
)
半跏
(
はんか
)
凝視
(
みつ
)
乾瓢
(
かんぴょう
)