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矍鑠
ふりがな文庫
“矍鑠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かくしゃく
89.7%
くわくしやく
10.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくしゃく
(逆引き)
老人の足は
矍鑠
(
かくしゃく
)
たるものだったが、それでも三人の足にくらべるとさすがにのろかった。しかし、滝までは三十分とはかからなかった。
次郎物語:03 第三部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
菊池五山もまた
矍鑠
(
かくしゃく
)
として数年前にはその詩話の補遺四巻を上木し、連月十六日を期して詩会を
本郷
(
ほんごう
)
一丁目の邸宅に開いていた。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
矍鑠(かくしゃく)の例文をもっと
(35作品)
見る
くわくしやく
(逆引き)
が、誰よりも一番似つかはしかつたのはあの老来なほ
矍鑠
(
くわくしやく
)
とした端正な鍵屋の隠居、神原直造であつた。
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
しかしその
矍鑠
(
くわくしやく
)
とした気力と、つや/\しい顔の輝きとの少しも変らないのには全く驚きますよ。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死
(新字旧仮名)
/
長与善郎
(著)
矍鑠(くわくしやく)の例文をもっと
(4作品)
見る
矍
漢検1級
部首:⽬
20画
鑠
漢検1級
部首:⾦
23画
“矍”で始まる語句
矍然
矍麦
“矍鑠”のふりがなが多い著者
高山樗牛
本庄陸男
今村恒夫
田畑修一郎
橘外男
下村湖人
河上肇
牧野富太郎
梅崎春生
知里真志保