“かくしゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
矍鑠77.8%
赫灼20.0%
钁鑠2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菊池五山もまた矍鑠かくしゃくとして数年前にはその詩話の補遺四巻を上木し、連月十六日を期して詩会を本郷ほんごう一丁目の邸宅に開いていた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
『新著百種』は薄命なる才人三唖を暗黒なる生涯に送り出すと同時に天才露伴の『風流仏ふうりゅうぶつ』を開眼して赫灼かくしゃくたる前途を耀かがやかした。
钁鑠かくしゃくとして壮者をしのぎ森林などを駈け歩いても人猿などより敏捷であった。私も老人の真似をしてよく森林を駈け歩き彼らに負けまいと努力した。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)