“忽々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうそう71.4%
こつこつ14.3%
そこそこ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
握らせて、さあ早く出て行け、ぐずぐずしているとお前の命が無いというので……。わたしも何だか気味がわるくなって、忽々そうそうに逃げて帰りました
磯が火鉢のふち忽々こつこつたたき初めるや布団がむくむく動いていたが、やがてお源が半分布団に巻纏くるまって其処へ坐った。
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
文彦は速力を早めて近づくと、先方もそれと察したか忽々そこそこに飛び乗って、もはや飛行船は飛び去る準備をすべく、その大きな両翼を緩やかに動かし初めた。
月世界競争探検 (新字新仮名) / 押川春浪(著)