“鍔廣”の読み方と例文
新字:鍔広
読み方割合
つばびろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪白の髮、しつかりとしたやさしい赭顏あからがほ、陽氣な哄笑、それに彼の黒衣と鍔廣つばびろの帽子とが、まるで彼を牧師さんのやうに見せたからである。
水車のある教会 (旧字旧仮名) / オー・ヘンリー(著)
工學士こうがくしは、井桁ゐげたんだ材木ざいもくしたなるはしへ、窮屈きうくつこしけたが、口元くちもと近々ちか/″\つた卷煙草まきたばこえて、その若々わか/\しい横顏よこがほ帽子ばうし鍔廣つばびろうらとをらした。
三尺角拾遺:(木精) (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)