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鍔際
ふりがな文庫
“鍔際”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つばぎわ
90.0%
つばぎは
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つばぎわ
(逆引き)
あわや絶体絶命の
鍔際
(
つばぎわ
)
になったときに、伜の兄が弟に眼くばせをして、素知らぬ顔でその竈に火を焚き付けてしまった。いや、どうも怖ろしい話です。
青蛙堂鬼談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ブルッと彼は
身顫
(
みぶる
)
いしたが、みるみる精気が全身に充ちた。と刀が
鞘
(
さや
)
走り、その切っ先から
鍔際
(
つばぎわ
)
まであたかも氷の棒かのように、月の光に白み渡ったが
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
鍔際(つばぎわ)の例文をもっと
(9作品)
見る
つばぎは
(逆引き)
外から輪鍵をかけて、眞上の隙間から眞つ直ぐに突つ立てた大太刀が一本、
鍔際
(
つばぎは
)
まで呑まれて、斑々たる血汐が、長持の方から流れ出して居るではありませんか。
銭形平次捕物控:270 転婆娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鍔際(つばぎは)の例文をもっと
(1作品)
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鍔
漢検準1級
部首:⾦
17画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“鍔”で始まる語句
鍔
鍔元
鍔広
鍔音
鍔鳴
鍔競
鍔迫
鍔口
鍔甚
鍔廣
“鍔際”のふりがなが多い著者
久保田万太郎
国枝史郎
岡本綺堂
野村胡堂