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鍔音
ふりがな文庫
“鍔音”の読み方と例文
読み方
割合
つばおと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つばおと
(逆引き)
刀の
血糊
(
ちのり
)
を拭いてとると、チーンと鳴りのいい
鍔音
(
つばおと
)
をさせて、金右衛門と肩をならべて石段を一歩、一歩、と降りかけます。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ピカピカ二三べん
閃
(
ひら
)
めかしたと思うと、スラリとまた
鞘
(
さや
)
の中へ叩き込んで、多少の
鍔音
(
つばおと
)
もさせませんでした。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
休之助は持っていた刀で、ぱちんとするどく
鍔音
(
つばおと
)
をさせた。伝次はぴくりと首をちぢめた。
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
鍔音(つばおと)の例文をもっと
(10作品)
見る
鍔
漢検準1級
部首:⾦
17画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“鍔”で始まる語句
鍔
鍔元
鍔広
鍔際
鍔鳴
鍔競
鍔迫
鍔口
鍔甚
鍔廣
“鍔音”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
佐々木味津三
国枝史郎
山本周五郎
芥川竜之介