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赭顏
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あからがほ
ふりがな文庫
“
赭顏
(
あからがほ
)” の例文
新字:
赭顔
雪白の髮、しつかりとした
優
(
やさ
)
しい
赭顏
(
あからがほ
)
、陽氣な哄笑、それに彼の黒衣と
鍔廣
(
つばびろ
)
の帽子とが、まるで彼を牧師さんのやうに見せたからである。
水車のある教会
(旧字旧仮名)
/
オー・ヘンリー
(著)
「
勿體
(
もつたい
)
ない/\。」と、道臣も
菊石
(
あばた
)
のある
赭顏
(
あからがほ
)
を酒にほてらしつゝ、兩手に櫻と桃とを
翳
(
かざ
)
した喜びの色を
漲
(
みなぎ
)
らした。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
『フン、また芝居だろ。』とお大は
赭顏
(
あからがほ
)
に血走つたやうな
目容
(
めつき
)
をして、『
好
(
い
)
い年をして好い氣だね。』
絶望
(旧字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
村人どもが高を括つて
竊
(
ひそか
)
に舌を吐いてゐる最中に、僅か昨日立つて京都へ行つたばかりの太政官は、もう今日の夕方、紫縮緬の大きな袱紗に包んだ貴い揮毫を捧げつゝ、大きな
赭顏
(
あからがほ
)
に
太政官
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
赭
漢検1級
部首:⾚
16画
顏
部首:⾴
18画
“赭”で始まる語句
赭
赭土
赭顔
赭黒
赭熊
赭色
赭茶
赭味
赭土色
赭丹