“神子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みこ64.3%
ミコ21.4%
かみのこ7.1%
しんじ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これらの歌は今から七八年前、伊豆下田港の沖合に在る神子みこ元島もとじまの燈臺に燈臺守をしてゐる舊友を訪ねて行つた時に詠んだものである。
樹木とその葉:03 島三題 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
神に近い、清い生活をしてゐると考へられてゐる神子ミコか、さなくば普通の童男・童女を以て神憑カミヨりの役を勤めさせるので、此場合、これをよりましと称へてゐる。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
希臘ギリシア文の魚といふ字は「イヒトユス」なれば、暗に「イエソウス、クリストス、テオウ ウイオス、ソオテエル」の文の首字を集めて語をなしたるなり。此希臘文はこゝに耶蘇やそ基督キリスト神子かみのこ救世者と云ふ。
すぐその下にたって、仰いでみてやっと、聖母と神子しんじの彩色した像が分かるくらいでした。