“神子筋”の読み方と例文
読み方割合
みこすじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの陰陽筋おんみょうすじ神子筋みこすじ禰宜筋ねぎすじなどと云われて、時としては世間から婚を通ずるをはばかられる様な家筋のものの中には、当初はこの類けだし少からぬことであったと察せられる。
自分が他のサガリ者の傍例からして、婦人を家族の表役者とする神子筋みこすじのものをもって、もととりあげ業を営んだものだと想像してみたのにも、また幾分の同情を払ってもらわねばならぬ。
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)