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蕎麦湯
ふりがな文庫
“蕎麦湯”の読み方と例文
旧字:
蕎麥湯
読み方
割合
そばゆ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そばゆ
(逆引き)
その晩寒さと
倦怠
(
けんたい
)
を
凌
(
しの
)
ぐために
蕎麦湯
(
そばゆ
)
を
拵
(
こしら
)
えてもらった健三は、どろどろした鼠色のものを
啜
(
すす
)
りながら、盆を
膝
(
ひざ
)
の上に置いて
傍
(
そば
)
に坐っている細君と話し合った。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
あんなに
悶
(
もだ
)
えたり泣き悲しんでいた朱実のほうは、暖かい
蕎麦湯
(
そばゆ
)
をすすると、一汗かいて、深々と眠りに落ちてしまったが、丹左のほうは、明け方まで、まんじりともしなかった。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
風呂吹を食へば
蕎麦湯
(
そばゆ
)
をすすめ
鳧
(
けり
)
陽山
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
蕎麦湯(そばゆ)の例文をもっと
(6作品)
見る
蕎
漢検準1級
部首:⾋
15画
麦
常用漢字
小2
部首:⿆
7画
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
“蕎麦湯”の関連語
蕎麦屋
蕎麥
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新蕎麦
天麩羅蕎麦
笊蕎麦
手打蕎麦
“蕎麦”で始まる語句
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夏目漱石
中里介山
吉川英治