“枡”の読み方と例文
読み方割合
ます100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和尚さんが村の家々の戸口に立つて、短い経を読むと、百姓達はもうちやんと知つてゐて、新しい米をますに入れて奥から出て来ます。
百姓の足、坊さんの足 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
○それで明治座へ行って、自分のます這入はいってみると、ただ四方八方ざわざわしていろいろな色彩が眼に映る感じが一番強かった。
死骸はその凹路を平地と水平にし、ますにきれいにはかられた麦のようにその縁と平らになっていた。上部は死骸しがい堆積たいせき、下の方は血潮の川。