“大僧都”の読み方と例文
読み方割合
だいそうず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豊後国ぶんごのくに東郡中村の人。弘化元年九月大阿闍梨だいあじゃりに同五年五月大僧都だいそうずに進み、文久元年十月より輪王寺の宮の昵近じっきんに加えられ清浄林院と号せられた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
佛門に入った者はつゝがなきことを得て、大僧都だいそうず権僧正ごんそうじょうの地位に至った。
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)