“奈邊”のいろいろな読み方と例文
新字:奈辺
読み方割合
いづく33.3%
いづこ33.3%
どこ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ネープルス港(かう)を出(い)づる時(とき)には笑(え)めるが如(ごと)き月(つき)の光(ひかり)は鮮明(あざやか)に此(この)甲板(かんぱん)を照(てら)して居(を)つたが、今(いま)は日數(ひかず)も二週(ふためぐり)あまりを※(す)ぎて眞(しん)の闇(やみ)——勿論(もちろん)先刻(せんこく)までは新月(しんげつ)の微(かす)かな光(ひかり)は天(てん)の奈邊(いづく)にか認(みと)められたのであらうが
草の奈邊(いづこ)に匿(かく)れけむ
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
見えざる光となつて、今猶、或は、世界の奈邊(どこ)かにさまようて居るかも知れぬ。
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)