“大男”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおおとこ64.7%
おほをとこ23.5%
おおおのこ5.9%
おほおとこ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、ここに、白(しろ)い着物(きもの)を着(き)た大男(おおおとこ)が、その後(ご)も真昼(まひる)ごろ、のそりのそりと線路(せんろ)の上(うえ)を歩(ある)いているのを見(み)たというものがありました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
三十七年(ねん)の正月(しやうぐわつ)二日(か)、掘初(ほりそめ)として余(よ)は望玄(ぼうげん)二子(し)を從(したが)へて行(い)つて見(み)ると、這(こ)は如何(いか)に、掘(ほ)りかけて居(ゐ)た穴(あな)の附近(ふきん)に、大男(おほをとこ)が六七人(にん)居(ゐ)る。然(さ)うして枯萱(かれかや)を刈(か)つて居(ゐ)る。
みなこれ屈竟(くっきょう)の大男(おおおのこ)、いずれも手拭(てぬぐ)いに面(おもて)を覆(つつ)みたるが五人ばかり、手に手に研(と)ぎ澄ましたる出刃庖丁(でばぼうちょう)を提(ひさ)げて、白糸を追っ取り巻きぬ。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
花(はな)に吹(ふ)く嵐(あらし)のおそろしき心(こゝ)ろも我(わ)れ知(し)らず起(おこ)らんにや、許(ゆ)るさせたまへとて戀(こひ)なればこそ忠義(ちうぎ)に鍛(きた)へし、六尺(しやく)の大男(おほおとこ)が身(み)をふるはせて打泣(うちなき)し、姿(すがた)おもへば扨(さて)も罪(つみ)ふかし、六歳(ろくさい)のむかし
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)