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雄弁
ふりがな文庫
“雄弁”の読み方と例文
旧字:
雄辯
読み方
割合
ゆうべん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうべん
(逆引き)
青山敬太郎は大河ほど
雄弁
(
ゆうべん
)
な口はきかなかった。かれはむしろ
沈黙
(
ちんもく
)
がちであり、ごくまれに
断片的
(
だんぺんてき
)
な意見を発表するにすぎなかった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
これがフランス
人
(
じん
)
の会合であったならば、
雄弁
(
ゆうべん
)
能弁
(
のうべん
)
ジェスチュアその他ドラマチックの
動作
(
どうさ
)
がさだめしみごとなものであったろうと想像さる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
だが卜斎の
返答
(
へんとう
)
が
雄弁
(
ゆうべん
)
だけで、ところどころうまくごま
化
(
か
)
しているのをつらにくくおもった
村上賛之丞
(
むらかみさんのじょう
)
は、やや
激
(
げき
)
して
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雄弁(ゆうべん)の例文をもっと
(10作品)
見る
“雄弁(弁論)”の解説
弁論(べんろん)とは元来は弁論術(雄弁術、修辞学)の対象となる言語表現のこと。おおむね演説(スピーチ)と同義だが、「話されたもの」だけでなく「書かれたもの」も弁論には含まれるので演説とは多少のニュアンスの違いがある。
法学上は上記の意味の他、訴訟行為の一種として用いられる。
(出典:Wikipedia)
雄
常用漢字
中学
部首:⾫
12画
弁
常用漢字
小5
部首:⼶
5画
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雄弁術
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