“絶對”の読み方と例文
新字:絶対
読み方割合
ぜつたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わがくにごと地震國ぢしんこくおいては、地震ぢしん出會であつたときの適當てきとう心得こゝろえ絶對ぜつたい必要ひつようなるにもかゝらず、從來じゆうらいかようなものがけてゐた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
たとへば地名ちめいなかにも姓名せいめいそなふるらしいのがあるが、この場合ばあひ姓名せいめい轉倒てんたふするのは絶對ぜつたい不可ふかである。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
絶對ぜつたいその犧牲ぎせいをしむものは憎惡ぞうをふにいたらないまでも、相互さうごあひだ疎略そりやくにならねばならぬ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)