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ぼうつ
ふりがな文庫
“ぼうつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
懵乎
66.7%
恍乎
11.1%
漠然
11.1%
矒乎
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懵乎
(逆引き)
気が抜けた様に
懵乎
(
ぼうつ
)
として編輯局に入ると、主筆と竹山と、モ一人の洋服を着た見知らぬ男が、暖炉を
取囲
(
とりま
)
いて、竹山が何か調子よく話して居た。
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ぼうつ(懵乎)の例文をもっと
(6作品)
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恍乎
(逆引き)
枕に就くと、今日位身體も心も急がしかつた事がない樣な氣がして、それでも何となく物足らぬ樣な、
心
(
うら
)
悲しい樣な、
恍乎
(
ぼうつ
)
とした
疲心地
(
つかれごゝち
)
で、すぐうと/\と眠つて了た。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ぼうつ(恍乎)の例文をもっと
(1作品)
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漠然
(逆引き)
其
(
それ
)
には
別
(
べつ
)
に
理由
(
りいう
)
も
何
(
なに
)
も無い、
究竟
(
つまり
)
学校が違つて
了
(
しま
)
つた所から、お
互
(
たがひ
)
に
今日
(
こんにち
)
あつて
昨日
(
さくじつ
)
も
明日
(
みやうにち
)
も無い
子供心
(
こどもごゝろ
)
に、
漠然
(
ぼうつ
)
と
忘
(
わす
)
れて
了
(
しま
)
つたのです、すると、
私
(
わたし
)
が二
級
(
きふ
)
に
成
(
な
)
つた
時
(
とき
)
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ぼうつ(漠然)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
矒乎
(逆引き)
疲れて
矒乎
(
ぼうつ
)
として、淡い月光と柔かな靄に包まれて、底もなき甘い夜の靜寂の中に
蕩
(
とろ
)
けさうになつた靜子の心をして、譯もなき咄嗟の同情を起さしめた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ぼうつ(矒乎)の例文をもっと
(1作品)
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