“故人二人”の読み方と例文
読み方割合
なきひとたち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして彼女の一七日がすむと、雪深い故郷の信州へと帰っていった。残された建物——旧芸術倶楽部——故人二人なきひとたちの住んでいた記念の建物はどうなるのやら、そのままで帰ってしまった。
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)