“二人共”の読み方と例文
読み方割合
ふたりとも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめのびん二人共ふたりとも無言むごんぎやう呑乾のみほしてしまふ。院長ゐんちやう考込かんがへこんでゐる、ミハイル、アウエリヤヌヰチはなに面白おもしろはなしやうとして、愉快ゆくわいさうになつてゐる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
歩兵ほへい二人共ふたりともそのちゞれたかみのこらず火藥くわやく仕込しこんでるやうにあいちやんはおもひました。あいちやんはなに不思議ふしぎたまらず、もりそとして、きこゆることもやとみゝそばだてました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
うして失敗しつぱいでもして、一人ひとりさびしくあるいてると、あゝ、あのとき二人連ふたりつれあとから活東くわつとう花舟くわしうと、あゝ、二人共ふたりともんでしまつた。茶店ちやみせ息子むすこ忠實ちうじつはたらいてれたが、あれもんだ。