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小笊
ふりがな文庫
“小笊”の読み方と例文
読み方
割合
こざる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こざる
(逆引き)
なんで、お驚きなされたか、自分にはとんと分らぬが、此方のすがたを見ると、ご老母が、この
小笊
(
こざる
)
を捨ててお逃げなされた。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
店の前の椅子に劉任瞻が腰かけて、
小笊
(
こざる
)
[#「
小笊
(
こざる
)
」は底本では「
小※
(
こざる
)
」]に盛った穀物を両手に揉んでは、笊を揺すって
籾殻
(
もみがら
)
を吹いている。
安重根:――十四の場面――
(新字新仮名)
/
谷譲次
、
林不忘
(著)
「
堀
(
ほり
)
の
側
(
そば
)
へは
行
(
え
)
ぐんぢやねえぞ、
衣物
(
きもの
)
汚
(
よご
)
すと
聽
(
き
)
かねえぞ」おつぎがいふのを
耳
(
みゝ
)
へも
入
(
い
)
れないで
小笊
(
こざる
)
を
手
(
て
)
にして
走
(
はし
)
つて
行
(
ゆ
)
く。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
小笊(こざる)の例文をもっと
(13作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
笊
漢検1級
部首:⽵
10画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
“小笊”のふりがなが多い著者
谷譲次
中里介山
吉川英治
林不忘
長塚節
永井荷風
田中貢太郎