“向気”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうき50.0%
むき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
リュデスハイムは、かねてカルパトス島(クリート島の北方)の妖術師レベドスよりして、ヴェニトシン向気こうきの事を聴きいたれば、ただちにこうべを打ち落し、かばねとともに焚き捨てたり——と。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
安重根 まったく、考えてみると、お互い下らないことに向気むきになってたもんさ。こうして外国に出て不自由をしながら、国事だとか言ってみたって始まらないからねえ。