“籾搗”の読み方と例文
読み方割合
もみつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鋭い消毒薬の臭いに混り、青臭い病臭がほのかにただよっていた。窓の外からは高く低く籾搗もみつき歌が流れて来る。右手の小入口の外側で突然
日の果て (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
一つの歌声が先行すると、雑然たる合唱が乱れながらそれを追った。あれはイロカノ族の女達の籾搗もみつきの歌声である。
日の果て (新字新仮名) / 梅崎春生(著)