トップ
>
大逆
ふりがな文庫
“大逆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たいぎゃく
75.0%
だいぎゃく
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいぎゃく
(逆引き)
遺骸の
傍
(
かたわら
)
に、
大逆
(
たいぎゃく
)
のために天罰を加うという
捨札
(
すてふだ
)
があった。次郎は文化十一年
生
(
うまれ
)
で、殺された時が四十九歳、抽斎より
少
(
わか
)
きこと九年であった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
燕作
(
えんさく
)
でなくても、ひとたびここに立って、一
朝
(
ちょう
)
の
幻滅
(
げんめつ
)
をはかなみ、
本能寺変
(
ほんのうじへん
)
いらいの、天下の狂乱をながめる者は、だれか、
惟任日向守
(
これとうひゅうがのかみ
)
の
大逆
(
たいぎゃく
)
をにくまずにいられようか。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大逆(たいぎゃく)の例文をもっと
(3作品)
見る
だいぎゃく
(逆引き)
明治になっても、
陸奥
(
むつ
)
宗光
(
むねみつ
)
を出し、
大逆
(
だいぎゃく
)
事件
(
じけん
)
にも此処から
犠牲
(
ぎせい
)
の
一人
(
ひとり
)
を出した。安達君は此不穏の気の漂う国に生れたのである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
大逆(だいぎゃく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“大逆”の意味
《名詞》
大逆(たいぎゃく)
人の道に背くような悪逆な行い。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
逆
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫
“大逆”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
吉川英治
森鴎外