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剛骨
ふりがな文庫
“剛骨”の読み方と例文
読み方
割合
ごうこつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごうこつ
(逆引き)
だが成政は、いつもの
剛骨
(
ごうこつ
)
な風を、くずさなかった。かかる馳走になりに来たのではない——とするような態度すら見せて
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
松陰はもとより
醇乎
(
じゅんこ
)
として醇なる志士の典型、井伊も幕末の重荷を背負って立った
剛骨
(
ごうこつ
)
の好男児、朝に立ち野に分れて斬るの殺すのと騒いだ彼らも、五十年後の今日から歴史の背景に照らして見れば
謀叛論(草稿)
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
中国の豪勇日幡
景親
(
かげちか
)
が主将として坐り、その
軍監
(
ぐんかん
)
として、毛利
元就
(
もとなり
)
の
妾腹
(
しょうふく
)
のむすめ
聟
(
むこ
)
、上原
元祐
(
もとすけ
)
が彼を
扶
(
たす
)
けているかたちだが、一方は毛利の
外戚
(
がいせき
)
、一方は
剛骨
(
ごうこつ
)
な勇将、こうふたりが一城にあって
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
剛骨(ごうこつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
剛
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
“剛”で始まる語句
剛
剛毅
剛愎
剛情
剛力
剛気
剛腹
剛子
剛毛
剛勇
“剛骨”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
吉川英治