“外戚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がいせき94.4%
ぐわいせき5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嘗て蘇我氏が、皇室の外戚がいせきとして権をほしいままにしたこと、上宮太子の御労苦の一半はその抑制にあったことに就ては私は前に述べた。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
元帝の外戚がいせきにあたる者で、許章きょしょうという寵臣ちょうしんがあった。これが国法の外の振舞いをしてしかたがない。諸葛豊は、その不法行為をにらんで
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
洛陽伽藍記らくやうがらんきふ。帝業ていげふくるや、四海しかいこゝに靜謐せいひつにして、王侯わうこう公主こうしゆ外戚ぐわいせきとみすで山河さんがつくしてたがひ華奢くわしや驕榮けうえいあらそひ、ゑんをさたくつくる。豐室ほうしつ洞門どうもん連房れんばう飛閣ひかく
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)