“王侯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わうこう40.0%
おうこう20.0%
きみ20.0%
スルタン20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分は王侯わうこう寵愛ちようあいに依ツて馬車に乗ツてゐるちんよりも、むしろ自由に野をのさばツて歩くむくいぬになりたい。自分は自分の力によツて自分の存立を保證する。自體自分には親が無い。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
これより先、じつは俺は足の先をすでにかじられかかったんだ。けれどもだ、縁の先には大きな葡萄棚ぶどうだながあって、来年新芽を吹きだしたら、俺は王侯おうこうの気持になれそうだ。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
彼女かれの名は「しろき手」と名づけられ、うつくしき王侯きみたちをすべ治む
(新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
心は王侯スルタンの栄華にまさるたのしさ!
ルバイヤート (新字新仮名) / オマル・ハイヤーム(著)