“がいせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
外戚94.4%
外籍5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今は仮に外戚がいせきの姓を名乗る宇津木兵馬でありました。あれから四年目、兵馬は十六歳。再び道具を着ける。竜之助のは道場から借受けた道具。
外戚がいせきの姉だから、座敷へ招じてさかずきをかわし、大分いけて、ほろりと酔うと、誘えば唄いもし、促せば、立って踊った。
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
なぜならば、従来の関係上、この姫路の内にも、御着ごちゃくの小寺家から付人つけびととして来ている外籍がいせきの家臣も多く交じっていたからである。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)