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御着
ふりがな文庫
“御着”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごちゃく
35.7%
おちゃく
14.3%
おつき
14.3%
おんちゃく
14.3%
ごちやく
14.3%
ゴチヤク
7.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごちゃく
(逆引き)
官兵衛は、師のことばへ、耳を向けただけで、
御着
(
ごちゃく
)
の方をふり
顧
(
かえ
)
っていた。彼に
似気
(
にげ
)
なく、何かただならない顔色を現わしている。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御着(ごちゃく)の例文をもっと
(5作品)
見る
おちゃく
(逆引き)
……既に電報で再度までも申出ましたものを、
御着
(
おちゃく
)
の時間どころか、東京御出発の御通知も下さらず、幹事一同は
大狼狽
(
おおろうばい
)
。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
御着(おちゃく)の例文をもっと
(2作品)
見る
おつき
(逆引き)
つい混雑に紛れまして、まだ御挨拶も申しません。
貴下
(
あなた
)
は今しがた
御着
(
おつき
)
になった御客様、さてはその筋の。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
御着(おつき)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
おんちゃく
(逆引き)
十月のはじめには、新帝はすでに東海道の
新井
(
あらい
)
駅に
御着
(
おんちゃく
)
、途中
潮見坂
(
しおみざか
)
というところでしばらく鳳輦を
駐
(
と
)
めさせられ、初めて大洋を御覧になったという報告が来るようになった。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
御着(おんちゃく)の例文をもっと
(2作品)
見る
ごちやく
(逆引き)
爰
(
こゝ
)
へ
呼參
(
よびまゐ
)
る
可
(
べし
)
との事なれば
早速
(
さつそく
)
村の
小使
(
こづかひ
)
を
走
(
はしら
)
せ江戸表より
御着
(
ごちやく
)
の役人方より御用の由早々
名主宅迄
(
なぬしたくまで
)
御出なさるべしと
云
(
いは
)
すれば祐然は聞て
驚
(
おどろ
)
き何事やらんと
支度
(
したく
)
なし急ぎ甚兵衞方へ
赴
(
おもむ
)
きけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御着(ごちやく)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゴチヤク
(逆引き)
「梅松論」がいう——当夜、
矢矧
(
ヤハギ
)
ニ
御着
(
ゴチヤク
)
アツテ、京都鎌倉ノ両大将御対面、久々ナル御物語リ、尽クトモ見エズ——とある一条の
短夜
(
みじかよ
)
は、こうして、あわただしいまにすぐ白む。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御着(ゴチヤク)の例文をもっと
(1作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“御着”で始まる語句
御着城
御着座
御着更
御着輦
御着座遊
御着御目見
検索の候補
着御
御祝着
御到着
御頓着
御裳着
御袴着
御紋着
御着輦
御着更
御着座
“御着”のふりがなが多い著者
作者不詳
吉川英治
島崎藤村
菊池寛
泉鏡花
夏目漱石