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似気
ふりがな文庫
“似気”の読み方と例文
旧字:
似氣
読み方
割合
にげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にげ
(逆引き)
官兵衛は、師のことばへ、耳を向けただけで、
御着
(
ごちゃく
)
の方をふり
顧
(
かえ
)
っていた。彼に
似気
(
にげ
)
なく、何かただならない顔色を現わしている。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どこで工面したか、ヨレヨレの素あわせに、ほおかむり、クマのようなヒゲだけはそり落して柄に
似気
(
にげ
)
なく人なつっこい声です。
幻術天魔太郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
だから
長押
(
なげし
)
にかけてあった槍を取って、酒気に駆られて、ひとりで表へ飛び出したのは年寄に
似気
(
にげ
)
なきことでした。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
似気(にげ)の例文をもっと
(28作品)
見る
似
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“似気”で始まる語句
似気無
検索の候補
似気無
稍与二月気候相似
“似気”のふりがなが多い著者
山東京山
中里介山
二葉亭四迷
吉川英治
内田魯庵
三遊亭円朝
久生十蘭
薄田泣菫
野村胡堂