“おつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オツキ
語句割合
御着50.0%
御吐25.0%
御附25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「とうとう御着おつきになりましたか」
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
べら/\しやべりをるとも恐ろしき顏色にて睨付ねめつけければお民も今更一生懸命に泣聲なきごゑを出し久兵衞さん御前こそうそ御吐おつきなさる私しは御奉行樣より有體ありていに申せとの仰せ故つゝまず申上るのさ決して私しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
元和げんな五年御当代光尚みつひさ公御誕生遊ばされ、御幼名六丸君ろくまるぎみと申候。景一は六丸君御附おつきと相成り候。元和げんな七年三斎公御致仕ちし遊ばされ候時、景一も剃髪ていはついたし、宗也そうや名告なのり候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)