トップ
>
致仕
ふりがな文庫
“致仕”の読み方と例文
読み方
割合
ちし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちし
(逆引き)
一時官吏となって岩手県に赴任したが
須臾
(
しゅゆ
)
にして
致仕
(
ちし
)
した。以後今日にいたるまで幾十年、文豹は世の交を避け
閑適
(
かんてき
)
の生涯を送っている。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
老齢六十五、何十年来藩政をみて、また天下の
枢機
(
すうき
)
にも参じ、いま
致仕
(
ちし
)
して、
閑
(
かん
)
にあってもなお、かれはしみじみそう
喞
(
かこ
)
たずにはいられない。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
村上源氏の久我家から分れた権大納言
師重
(
もろしげ
)
の子。すでに一度
致仕
(
ちし
)
しておったが、建武中興の後再び仕えて、従一位に昇り、北畠
准后
(
じゅごう
)
といわれた。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
致仕(ちし)の例文をもっと
(10作品)
見る
“致仕”の意味
《名詞》
致 仕(ちし・ちじ)
(年を取るなどで)官職を退くこと。転じて退職すること。
70歳の異称。
(出典:Wiktionary)
“致仕”の解説
致仕(ちし/ちじ・致事)とは、官職を退いて引退すること。君主に預けた身体の返却を願うと言う意味により、俗に「骸骨を乞う」とも称した。
(出典:Wikipedia)
致
常用漢字
中学
部首:⾄
10画
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“致仕”で始まる語句
致仕方
致仕太政
検索の候補
致仕方
致仕太政
“致仕”のふりがなが多い著者
風巻景次郎
原勝郎
森鴎外
紫式部
吉川英治
国枝史郎
永井荷風