“宗也”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうや50.0%
むねなり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元和げんな五年御当代光尚みつひさ公御誕生遊ばされ、御幼名六丸君ろくまるぎみと申候。景一は六丸君御附おつきと相成り候。元和げんな七年三斎公御致仕ちし遊ばされ候時、景一も剃髪ていはついたし、宗也そうや名告なのり候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
十世弥忠太は栄喜の嫡子で、後才右衛門と改名し、番方を勤め、万延まんえん元年に病死した。十一世弥五右衛門は才右衛門の二男で、後宗也そうやと改名し、犬追物いぬおうもの上手じょうずであった。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
くて、大阪方は明石全登、御宿おんしゅく正友、仙石宗也むねなりの諸部将相次いで戦死し、城内では内通者本丸に火をかけ、城内狼狽を極め、遂に松平忠直第一に城に入り斬獲二万余に上る。
大阪夏之陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)