“軍監”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぐんかん80.0%
イクサメツケ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鼓手こしゅ邏卒らそつ馬簾ばれん軍監ぐんかん、乗り換え馬——小荷駄、物見、大荷駄おおにだなど、無慮七千五百騎ばかり、見る者をして頼もしさを抱かせた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
で、秀吉は、こんどの三河侵入軍にも、軍監ぐんかんとしては、堅実な堀秀政をつけたので、総将格には、この秀次を向けた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
が、山田秋甫さんの橘曙覧伝によると、当時軍監イクサメツケ附きの要職にあつた門下野邨氏の遅疑の挙動を憤つて、一時遠ざけたことがあつたのだとある。
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)