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醇乎
ふりがな文庫
“醇乎”の読み方と例文
読み方
割合
じゅんこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅんこ
(逆引き)
まず窯の人たちの貧しい暮しが、かかる素朴な
醇乎
(
じゅんこ
)
たる美を生んでいる大きな基礎だということを、感ぜざるを得ないのです。
多々良の雑器
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
元義の歌は
醇乎
(
じゅんこ
)
たる万葉調なり。故に『古今集』以後の歌の如き理窟と修飾との厭ふべき者を見ず。また実事実景に
非
(
あらざ
)
れば歌に詠みし事なし。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
水もとまらず、影も宿らず、そのお尻は
醇乎
(
じゅんこ
)
としてお尻そのものであり、明鏡止水とは、又、これである。
行雲流水
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
醇乎(じゅんこ)の例文をもっと
(10作品)
見る
“醇乎”の意味
《名詞・形容動詞》
純粋なさま。
(出典:Wiktionary)
醇
漢検準1級
部首:⾣
15画
乎
漢検準1級
部首:⼃
5画
“醇”で始まる語句
醇化
醇朴
醇粋
醇
醇々
醇良
醇粋味
醇中
醇厚
醇白
“醇乎”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
徳冨蘆花
柳宗悦
中里介山
神西清
正岡子規
夏目漱石
北大路魯山人
坂口安吾