“醇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゆん50.0%
じゅん25.0%
よき25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茫々乎たる空際は歴史のじゆんの醇なるもの、ホーマーありし時、プレトーありし時、彼の北斗は今と同じき光芒を放てり。同じく彼をらせり、同じく彼れをらけり。
一夕観 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
基督キリストが「その生命を得る者はこれを失い我が為に生命を失う者はこれを得べし」といわれたのが宗教の最もじゅんなる者である。真の宗教における神人の関係は必ずかくの如き者でなければならぬ。
善の研究 (新字新仮名) / 西田幾多郎(著)
『本草綱目』に、よきさけ一斗に蝮一疋活きたまま入れて封じ、馬がいばりする処に埋め、一年経て開けば酒は一升ほどに減り、味なお存し蝮は消え失せいる。これを飲めば癩病を癒すとある。