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芳醇
ふりがな文庫
“芳醇”の読み方と例文
読み方
割合
ほうじゅん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうじゅん
(逆引き)
妙子のように美妙な
芳醇
(
ほうじゅん
)
な、如何なる香料も及ばない匂いを、肌から発散する人間があろうとは、全く想像も及ばなかったことです。
新奇談クラブ:02 第二夜 匂う踊り子
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
軟かい飯粒を、一粒一粒つまみあげて、静かに味わって喜ぶほど、彼女のうちにはこまやかな、
芳醇
(
ほうじゅん
)
な情緒が
漲
(
みなぎ
)
っていたのである。
日は輝けり
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
芳醇
(
ほうじゅん
)
な
薫
(
かお
)
りは昼の無念を掻き消し、五臓に
沁
(
し
)
みてゆく快感は、再び彼を晴々とさせた。新九郎は
怖々
(
こわごわ
)
ながら、盃の数を重ねて
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
芳醇(ほうじゅん)の例文をもっと
(26作品)
見る
芳
常用漢字
中学
部首:⾋
7画
醇
漢検準1級
部首:⾣
15画
“芳”で始まる語句
芳
芳香
芳町
芳年
芳志
芳紀
芳賀
芳野
芳幾
芳芬
“芳醇”のふりがなが多い著者
下村湖人
三上於菟吉
橘外男
有島武郎
ロマン・ロラン
吉川英治
中里介山
谷崎潤一郎
永井荷風
海野十三