“北東”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きたひがし40.0%
ほくとう40.0%
ノースイースト20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北東きたひがしに向いて朝のうちしか日のあたらない離座敷はなれことに寒かった。女中の案内なしに廊下のとっつきの部屋のところへ来て、障子の外から声を掛けるのは節子だ。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
そのとき横町よこちやうたて見通みとほしの眞空まぞらさら黒煙こくえん舞起まひおこつて、北東ほくとう一天いつてん一寸いつすんあまさず眞暗まつくらかはると、たちまち、どゞどゞどゞどゞどゞとふ、陰々いん/\たるりつびたおもすご
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
コンパスは、グルっと廻って、北東ノースイーストを指した。
労働者の居ない船 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)