“見通”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みとほ62.5%
みとおし18.8%
みかよ6.3%
みとお6.3%
みとほし6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只(たゞ)一部(ぶ)、三角測量臺(かくそくりやうだい)の見通(みとほ)しに障(さは)る爲(ため)に切(き)り拂(はら)はれた空隙(すき)がそれを導(みちび)いた。火(ひ)の子(こ)は東隣(ひがしどなり)の主人(しゆじん)の屋根(やね)の一角(かく)にどさりと止(とま)つた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
先立って二度あることは三度とやら、見通(みとおし)の法印だった、蔵屋の亭主は奥から慌(あわただ)しく顔を出して
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
見通(みとお)しのきかぬ曲がり角の近くで、この道にめずらしい自転車が見えたのだ。自転車はすうっと鳥のように近づいてきたかと思うと、洋服をきた女が、みんなのほうへにこっと笑いかけて
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
柳屋(やなぎや)は淺間(あさま)な住居(すまひ)、上框(あがりがまち)を背後(うしろ)にして、見通(みとほし)の四疊半(よでふはん)の片端(かたはし)に、隣家(となり)で帳合(ちやうあひ)をする番頭(ばんとう)と同一(おなじ)あたりの、柱(はしら)に凭(もた)れ、袖(そで)をば胸(むね)のあたりで引(ひ)き合(あ)はせて、浴衣(ゆかた)の袂(たもと)を折返(をりかへ)して
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)