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見通
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みとおし
ふりがな文庫
“
見通
(
みとおし
)” の例文
先立って二度あることは三度とやら、
見通
(
みとおし
)
の法印だった、蔵屋の亭主は奥から
慌
(
あわただ
)
しく顔を出して
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
柳屋は
浅間
(
あさま
)
な
住居
(
すまい
)
、
上框
(
あがりがまち
)
を
背後
(
うしろ
)
にして、
見通
(
みとおし
)
の四畳半の
片端
(
かたはし
)
に、
隣家
(
となり
)
で
帳合
(
ちょうあい
)
をする番頭と
同一
(
おなじ
)
あたりの、柱に
凭
(
もた
)
れ、袖をば胸のあたりで引き合わせて、
浴衣
(
ゆかた
)
の
袂
(
たもと
)
を
折返
(
おりかえ
)
して
三尺角
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
胸の中は、ちゃんと
見通
(
みとおし
)
の法印様。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“見通(算置)”の解説
算置・算置き(さんおき)は、中世・近世(12世紀 - 19世紀)の日本に存在した占いの手法であり、およびそれを行う者とその職能である。陰陽師・易博士に比して、占師としては下層であり、街頭で声を上げて客を引き、算木を使用して占いを行った一種の芸能者である。。占屋算(うらやさん)、占い算(うらないさん)、占置(うらおき)、見通(みとおし)ともいう。能狂言『居杭』の登場人物(アド)「算置」(さんのき)として知られる。
(出典:Wikipedia)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当