“辰巳”の読み方と例文
読み方割合
たつみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はだのぬくみを追って急ぐ男と女の影が、影絵のように路地から路地をぬって歩いて、秋深い辰巳たつみの右左、またひとしおのふぜいです。
六条ろくじょう 千春ちはる 平河ひらかわみね子 辰巳たつみ 鈴子すずこ 歌島かしま 定子さだこ やなぎ ちどり 小林こばやし 翠子すいこ 香川かがわ 桃代ももよ 三条さんじょう 健子たけこ 海原かいばら真帆子まほこ くれない 黄世子きよこ
間諜座事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
辰巳たつみごのみを典型的に身に持っているだった。すこしやつれの見えるのもかえって男には魅惑がある。二十三、四というところであろう。
春の雁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)