“三条”のいろいろな読み方と例文
旧字:三條
読み方割合
みすじ44.4%
さんじょう38.9%
さんでう11.1%
みすぢ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
炬燵こたつからもぐり出て、土間へ下りて橋がかりからそこをのぞくと、三ツの水道口みずぐち、残らず三条みすじの水が一齊いちどきにざっとそそいで、いたずらに流れていた。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
三条さんじょうまでると、たくさんりっぱなお屋敷やしきならんだ中に、いちばん目にたってりっぱな門構もんがまえのお屋敷やしきがありました。一寸法師いっすんぼうし
一寸法師 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
魚沼うをぬま郡に小千谷をぢや、古志郡に三条さんでう、三嶋郡に寺泊てらとまり出雲崎いづもざき刈羽かりは郡に柏崎かしはざき頸城くびき郡に今町いままちなり。
うつむける梅子の頬には二条ふたすぢ三条みすぢびんのほつれの只だ微動するを見る
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)