“みすじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三条42.1%
三筋42.1%
三味線5.3%
三巾5.3%
水筋5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右がわの壁に切ってある高窓の戸の隙間から、月の光が青白い細布を曳(ひ)いたように三条(みすじ)ながれこんでいる。
泥棒と若殿 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
捨撥(すてばち)にしてからは恐ろしき者にいうなる新徴組(しんちょうぐみ)何の怖(こわ)い事なく三筋(みすじ)取っても一筋心(ひとすじごころ)に君さま大事と、時を憚(はばか)り世を忍ぶ男を隠匿(かくまい)し半年あまり
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
と婦(おんな)は軽く呼吸(いき)を継いで、三味線(みすじ)の糸を弾くが如く、指を柱に刻みながら
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
鼈甲細工屋(べっこうざいくや)のになっていたが、黒い三巾(みすじ)の垂れ暖簾(のれん)に※(いりやまずみ)の白ぬきのれんが、鼈甲屋とは思わせない入口だった。尤(もっと)もそこは青柳という会席料理(おちゃや)だったのだそうで、炭勘はその後(うしろ)から前へ進入したのだ。
旧聞日本橋:02 町の構成 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
円(まろ)く拡がり、大洋(わたつみ)の潮(うしお)を取って、穂先に滝津瀬(たきつせ)、水筋(みすじ)の高くなり行(ゆ)く川面(かわづら)から灌(そそ)ぎ込(こ)むのが、一揉(ひとも)み揉んで、どうと落ちる……一方口(いっぽうぐち)のはけ路(みち)なれば、橋の下は颯々(さっさっ)と瀬になって
海の使者 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)