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滝津瀬
ふりがな文庫
“滝津瀬”の読み方と例文
読み方
割合
たきつせ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たきつせ
(逆引き)
彼は
空
(
うつ
)
ろな目を一杯に見開いて、口からは
滝津瀬
(
たきつせ
)
と真赤な絵の具を吹き出しながら、水の中で何かわめいていた。声のない叫びを叫んでいた。
地獄風景
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
或
(
あるひ
)
は
摧
(
くだ
)
けて死ぬべかりしを、
恙無
(
つつがな
)
きこそ天の
佑
(
たすけ
)
と、彼は数歩の内に宮を追ひしが、流に
浸
(
ひた
)
れる
巌
(
いはほ
)
を
渉
(
わた
)
りて、既に渦巻く
滝津瀬
(
たきつせ
)
に
生憎
(
あやにく
)
! 花は散りかかるを
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ドウッ——と鳴る
滝津瀬
(
たきつせ
)
の音を、さかしまに聞いて、居士の手から
闇
(
やみ
)
のそこへまッさかさまに投げこまれた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
滝津瀬(たきつせ)の例文をもっと
(14作品)
見る
滝
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
瀬
常用漢字
中学
部首:⽔
19画
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