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一方口
ふりがな文庫
“一方口”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっぽうぐち
70.0%
いつぱうぐち
30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっぽうぐち
(逆引き)
片方は
大河
(
おおかわ
)
で
遮
(
さえぎ
)
られているから、この
一方口
(
いっぽうぐち
)
へ
逃
(
のが
)
れるほかには逃げ道はなく、まるで袋の鼠といった形……振り返れば、諏訪町、黒船町は火の海となっており
幕末維新懐古談:13 浅草の大火のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
一方口
(
いっぽうぐち
)
で寝室だとばかり思込んでいたのは、飛んだ間違いで、その部屋には
外
(
ほか
)
に出口があったのだ。
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
一方口(いっぽうぐち)の例文をもっと
(7作品)
見る
いつぱうぐち
(逆引き)
ロダン夫人は無雑作に
一方口
(
いつぱうぐち
)
の
入口
(
いりくち
)
から
入
(
はひ
)
つて来られた。背の低い婦人である。
白茶
(
しらちや
)
に白いレイスをあしらつた
上被
(
タブリエ
)
風の
濶
(
ひろ
)
い物を着て
居
(
ゐ
)
られる。自分の手を最初に執つて
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
御米
(
およね
)
が
呼
(
よ
)
びに
立
(
た
)
たうとするのを、
用
(
よう
)
はないから
可
(
い
)
いと
留
(
と
)
めた
儘
(
まゝ
)
、
宗助
(
そうすけ
)
は
炬燵蒲團
(
こたつぶとん
)
の
中
(
なか
)
へ
潛
(
もぐ
)
り
込
(
こ
)
んで、すぐ
横
(
よこ
)
になつた。
一方口
(
いつぱうぐち
)
に
崖
(
がけ
)
を
控
(
ひか
)
えてゐる
座敷
(
ざしき
)
には、もう
暮方
(
くれがた
)
の
色
(
いろ
)
が
萠
(
きざ
)
してゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
一方口(いつぱうぐち)の例文をもっと
(3作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“一方”で始まる語句
一方
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一方
御一方
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片一方
篤実一方
片一方手
天一方望美人
一口
一猪口
一口噺
“一方口”のふりがなが多い著者
与謝野寛
三遊亭円朝
樋口一葉
有島武郎
夏目漱石
高村光雲
江戸川乱歩
与謝野晶子
永井荷風
泉鏡花