“三筋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みすじ53.3%
みすぢ46.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おいおい、あれを見ろ。あのとおり、腕をひき裂(さ)きやがった。一度斬(き)りつけただけでは足りないで、三筋(みすじ)も四筋も斬りつけてある」
幽霊船の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
捨撥(すてばち)にしてからは恐ろしき者にいうなる新徴組(しんちょうぐみ)何の怖(こわ)い事なく三筋(みすじ)取っても一筋心(ひとすじごころ)に君さま大事と、時を憚(はばか)り世を忍ぶ男を隠匿(かくまい)し半年あまり
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
二筋(ふたすぢ)三筋(みすぢ)、後毛(をくれげ)のふりかゝる顔(かほ)を上(あ)げて、青年(わかもの)の顔(かほ)を凝(じつ)と視(なが)めて、睫毛(まつげ)の蔭(かげ)に花(はな)の雫(しづく)、衝(つ)と光(ひか)つて、はら/\と玉(たま)の涙(なみだ)を落(おと)す。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「おゝ痛(いて)えまあ」と顏(かほ)を蹙(しか)めて引(ひ)かれる儘(まゝ)に首(くび)を傾(かたぶ)けていつた。亂(みだ)れた髮(かみ)の三筋(みすぢ)四筋(よすぢ)が手拭(てぬぐひ)と共(とも)に強(つよ)く引(ひ)かれたのである。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)